社会現象とまでなった総選挙である。
アイドルの総選挙なんて・・・賛否両論あるのも確か。
しかし、真剣にガチンコの勝負に挑む若き少女たちの姿を見ていると
何かピリッとしない政治の世界よりも緊迫感が漂っている。
少しオーバーかもしれないが、これは投票するファンにとっても同じであり、
自分が応援する子を少しでも上位にしたいと思う、みんなで勝ち取る
総選挙だと感じる。
特に感心するのは、順位発表の後に行われたスピーチ。
それぞれの個性で、17.8才の少女もしっかりと話していた。

印象深かったのはメンバー最年長、篠田麻里子(5位)のスピーチ
「後輩に席を譲れと言う方もいるかも知れません。でも私は、
席を譲らないと上にあがれないメンバーはAKBでは勝てない
と思います。」「悔しい力を先輩にぶつけて来て欲しい!」
「潰すつもりで来て下さい!」
卒業をして後輩に譲ること(順位・ポジション)は簡単だが、実力で上がって来て欲しい。
後輩を育てる意味もあるが、自分自身を奮起させるようにも受け取れる
とてもしっかりしたスピーチでした。
最年長といえ26才。一般的にもまだまだ若くこれからである。
しかし、そこはアイドル。それも日本にとどまらず世界で活躍する彼女たち
腕利きの秋元康氏がプロデュースしていることは別として、
(選抜メンバー16人、アンダーガールズ16人・・・と続く)※詳細はこちら
上位のポジションを取るためにガチで凌ぎを削りあう世界。
同じトップを争う世界でも、言い訳ばかり、自分の立場しか考えていない方々とは違う。
1位となった大島優子のスピーチから(抜粋:正確ではありません)
私は秀でた才能もないですけども・・・ただただ 何事も全力で 笑顔でやってきたことが
実になって その「実」にみなさんが水を掛けてくれて 太陽のような光を浴びさせてくれて
咲くことができています。でも花はいつか枯れてしまいますので 枯れないためにも 太陽のような
存在でいてください・・・
「悔しい力」「何事も全力で」 忘れかけた言葉である。
どんな世界でも真剣勝負。
努力無くしてトップであり続けることは困難だと思う。
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